洗い物って本当に面倒ですよね。
しつこい油汚れや固くなったごはんを落とすのは時間がかかるし、洗剤とお湯の使用で手も荒れてしまいます。
なにより嫌なのは、ご飯を食べてのんびり過ごしたいときに、洗い物というまとまった時間がとられること!
私は一人暮らしをして9年ほどになりますが、いまだに洗い物が面倒で、気づくとシンクの中にうず高く積まれれた食器が…という事態は日常茶飯事です。
食洗機が欲しいと思いつつ何年も過ごしているんですが、一つ大きなハードルが!
食洗機を使用するためには水栓の工事が必要、ということです。
今までの一般的な食洗機では、台所の水栓を食洗機に水を取り入れるホースを繋げられる分岐があるものに変更する工事が必要でした。
一人暮らしで何年住むかわからない家の台所を工事するのも気が引けるし、賃貸アパートで工事していいかもわからないし、シンクの水栓から分岐ホースを設置する以上、食洗機本体を置く場所もシンクの近くに限られるし…
欲しくてもなかなか買えない状態が続いていました。
しかし最近になって工事不要の食洗機が続々と発売されました!
なぜ工事が不要かというと、給水は本体の水タンクへ使うたびに直接給水する方式をとっているからです。
当然ながら、本体の水タンクの容量は限られてしまうため、工事必須の食洗機と比較して洗える容量は限られてしまいます。
その反面、水栓からホースを接続する必要がないので、置く場所が自由に選べる(排水もバケツ等に可能)、引っ越しの時も水栓の工事を気にしなくても良いという特徴を持っています。
これは、単身者・少人数世帯・賃貸住みにはかなりメリットがあり、夢にまでみた食洗機導入を現実のものにしてくれる画期的な方式だと思います。
工事不要食洗機の比較
工事不要でつかえるタンク式の食洗機(食器洗い乾燥機)いくつかの機種が発売されています。
Jaime SDW-J5L | シロカ SS-M151 | アイリスオーヤマ ISHT-5000-W | サンコー ラクア | |
最安価 (2020.3.5現在) | 35,998円 | 48,795円 | 30,358円 | 29,800円 |
食器点数 | 12点 | 16点 | 15点 | 15点 |
サイズ (幅x高さx奥行きmm) | 412x422x378 | 420x435x435 | 420x435x445 | 410x440x410 |
給水方式 | タンク式 (着脱可) | タンク式 分岐水栓 | タンク式 | タンク式 分岐水栓 |
給水量 | 6L | 5L | 5L | 5L |
重量 | 12.6kg | 13kg | 13kg | 13kg |
その中でも、タンク式の食洗機で探しているとよく目にする機種について、私が気になったスペックを比較していきます。
私が気にしたスペックはこれらです。
どの機種もサイズ〜価格にそれほど開きがあるわけではないので、基本的な洗浄の性能は大差ないかな?っていう気がしてます。
なので、基本的な洗浄の機能についてはそれほど比較せず、それ以外の実際に設置・使用時に便利に使えるもの、という観点で見ています。
では、ひとつづつ見ていきましょう!
Jaime (ジェイム) SDW-J5L
多分、最初に工事不要食洗器ブームを引き起こした機種。
値段と機能のバランスが比較的いいかなと思います。
サイズも今回比較した中では一番コンパクトで起き場所の選択肢が広がりそうです。
その一方で、メーカーが公表している食器洗い点数は他機種が15点が主流の所、12点と少し少な目ですね。
あとは、水タンクが着脱式というのが特徴的ですよね。
シロカ SS-M151
タンク式の食洗器としては少し高めの機種です。
この機種は、給水方式が直接水を注ぐ方法以外に、分岐水栓があればそれを利用することもできます。
もとから分岐水栓のある家や、今は分岐水栓がない家に住んでいても、将来分岐水栓がある家に住む・工事する予定があるといった方でも安心です。
また、特徴的な機能としてタイマー機能が搭載されています。
電力会社のオール電化プランなど深夜電力を利用できる環境ならば、深夜にタイマーをセットして安い電力で食器洗い・乾燥ができるのは魅力ですよね。
ですが、本体価格がちょっと高いのがやはり気になります。
デザインは頭一つ抜きんでておしゃれなんですけどね。
アイリスオーヤマ ISHT-5000-W
ジェネリック家電でお馴染みのアイリスオーヤマ製です。
この機種は食器洗い点数が多い割に、価格が安いため購入候補になっています。
また、いままで紹介した機種は水を噴射するノズルが食器かごの下にひとつでしたが、この機種は上面にも搭載されているので、洗い残しも少なそう。
ただし、デザインは前面がガラスではなく内部が見えない構造でお世辞にも格好いいとは思いませんでした。
追記
ガラスパネル、タイマー機能付きのKISHT-5000-Wも発売されました。
洗浄の基本的なスペックは同等です。
THANKO ラクア
最近発売されたばかりの機種で、上下のノズル搭載、食器洗い品数そこそこ、タンク式/分岐水栓両対応でありながら価格が一番安いので気になっています。
実際かなり人気でTHANKOのウェブストアでは予約商品になっているようです。
工事不要食洗器比較まとめ
さてここまで4種類の工事不要な食洗を比較してみましたが、私が購入しようと思ってるのは第一にTHANKO ラクアです。
価格が一番安いのにも関わらず、タンク式/分岐水栓対応なのは将来もずっと使えそうかなということで魅力に感じています。
もちろん、家族が増えたらこのジャンルの食洗機では容量不足でさらに大きい本格的なモデルを買わないといけないと思っていますが、それまでの繋ぎとして1〜2人で使用するには十分でしょう。
同じく、タンク式/分岐水栓両対応のシロカ SS-M151はデザインも格好よく、タイマー機能もついているのでいいなあと思うんですが、さすがにちょっと値段が高いですよね。
もう少しお金を出したら一般的な食洗機が買えてしまう値段ですから。
値段が安く、洗い容量もそこそこのアイリスオーヤマ ISHT-5000-Wも良いと思ったんですが、デザインが単なる白い箱って感じであまり気に入りませんでした。
ただし、アイリスオーヤマは大手メーカーなので、ネームバリューによる安心感はありますよね。
他の機種は正直聞いたことのないメーカーばかりでしたから。
Jaime (ジェイム) SDW-J5Lはこの中では一番コンパクトですが、洗い容量が他の機種に比べて見劣りする点や、価格がTHANKOやアイリスオーヤマに比べて高いので候補になりませんでした。
一人暮らしの賃貸の家のキッチンは狭いから、少しでもコンパクトなほうが良いにはいいんですけどね!
さて、これを見て工事不要の食洗機が気になったあなた1
今は分岐水栓の工事をしなくても憧れの食洗機が持てる時代です。
気になったら、自分の求めるスペックを定めて、各機種調べてみましょう!
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