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苫小牧港へ入港!サケのふるさと千歳水族館を観光〈21.08名古屋~北海道旅行4〉

太平洋フェリー「きそ」の名古屋~苫小牧までの船旅もとうとう最終日です!

最終日は苫小牧港への入港、入港後は千歳市の観光ということで「サケのふるさと 千歳水族館」へ行ってきました。

水族館観光をして今回の旅は終了で、新千歳空港から羽田へ帰ります。

「きそ」での最後の食事、苫小牧港入港へ

食事の時間になったので、レストランでビュッフェを食べてきました。

今回の旅で最後の「きそ」での食事です。

前に「いしかり」に乗った時もそうだったんですが、本当に太平洋フェリーのレストランの食事は美味しくて、ついついたくさん食べてしまうので旅の終わりは毎度体重が増えている気がします。

しばらくすると、北海道が見えてきました!

この辺りまで来ると風も涼やかでデッキ上で過ごすのも気持ちがいいです。

空も澄んでいていて大変綺麗ですね。

朝ごはんを食べてから、苫小牧港入港までは本当にあっという間で、すぐに着いてしまいます。

北海道への旅行というと飛行機が普通だと思いますが、船で時間を掛けて訪れると「とうとう北海道の土を踏むのか…!」と感動できますよね。

こうしてみると、苫小牧西港は人工的に大きく掘り込んだ港というのが分かります。

そして、北海道らしい穀物の大きなサイロが雰囲気を盛り上げてくれます。

船が港につけられると、すぐにトレーラーや車などの荷物の扱いをするためにタラップが降ろされます。

前部のタラップは特等などの前方座席からしか見えませんが、後部のタラップはデッキ上から降ろす様子がよく見えて楽しいです。

これが降りると、すぐに車が大量に行き来して荷物が速やかに降ろされていくんですが、その様子も圧巻です。

これで、2泊3日の日本で一番長い長距離フェリー航路の旅も終了です。

太平洋フェリーの船は白い船体にブルーの2本線でめちゃくちゃ格好いいですよね。

見ても楽しい、乗っても楽しい、食事も美味しいと、あっという間に過ぎてしまう楽しい船旅を経験できるので、気になったらぜひ一度乗ってみてほしいです。

途中の仙台の観光も楽しめますし、船の中でただだらだら過ごす時間も非日常的で、他の手段で行く北海道旅行では味わえない旅ができると思います。

千歳市観光、サケのふるさと千歳水族館へ

苫小牧港へ入港後、苫小牧駅へのバスがあるのでそれに乗って苫小牧駅へ向かいました。

その後は飛行機の時間までまだあるので、千歳駅まで行って「サケのふるさと千歳水族館」へ行くことにしました。

サケのふるさとというだけあって、サケの稚魚の展示など、地元の魚の展示が充実しています。

大水槽も迫力満点で、成長したサケの姿を見ることができます。

千歳市の観光地として有名な「支笏湖」を再現した円柱状の水槽もありました。

本物の支笏湖に負けないくらい水が澄んでいて綺麗で、水中の柱状節理も再現されていてこだわりを感じます。

なお、以前苫小牧→名古屋航路で太平洋フェリーに乗った際は、乗船前に本物の支笏湖も見に行ったのでよければこちらの記事もどうぞ。

支笏湖は新千歳空港からバス1本で行ける便利な観光地ですので、フェリー乗船前後の観光にもぴったりだと思います。

独特な形のタッチプールなど、体験型の展示も充実しています。

爬虫類・両生類もたくさんいてカメレオンはガラスの無い部分に普通にいたのでびっくりしました。

やはり、ガラスを挟まず直接見ることができると造形や肌の質感をまじまじと見れていいですね。

この水族館が「サケのふるさと」というのは、秋になるとサケが遡上する千歳川に面していることが由来かと思います。

そしてこの水族館の一番の特徴だと思いますが、千歳川の川底にガラス窓を設けて水中を観察できるようになっているんです!

この時期はまだサケの遡上には早い時期でしたが、それでも何匹か川の流れに逆らって泳いでいくサケを観察することができました。

この水底を観察できるエリアには解説員の方もいて、今見えている魚が何なのか、サケの遡上の状況などを詳しく教えてくださって面白かったです。

水族館を出て、すぐ横の千歳川に来ました。

写真左側のコンクリートで固められているところが先程見た、水族館の水中観察窓ですね。

また、川の中には遡上していくサケを見ることができます。

遡上が本格化する秋はものすごい数のサケを見ることができて壮観でしょうね。

すぐ上流では、「インディアン水車」という遡上しているサケを捕獲するための装置と堰が設けられています。

漁の様子は千歳川に架かる橋の上からよく見えるんですが、水車から次々とサケが上がってくる様子はずっと見ていられます。

なお家に帰ってからサケの生筋子を買ってきていくら醤油漬けを作りました(笑)

新千歳空港から羽田空港へ帰還!

千歳観光も終えて、新千歳空港から羽田へ帰還します。

今回の旅は、新幹線・船・飛行機と陸海空全ての移動手段をコンプリートできましたね。

新千歳空港出発の飛行機は、離陸してすぐ右側に空港全体を見ることができるんですが北の玄関口といった感じで格好いいです。

こんな真っ昼間に飛行機乗るのも久しぶりかもしれません。

真上からの太陽に照らされた海も格好いいですね。

新千歳空港~羽田空港間は1時間半程度とあっという間に到着です。

北海道って結構遠い気がするんですが、実際は東京からだと飛行機で1時間半で行けちゃうので正直名古屋行くのとそんなに変わらない気軽さで行ける場所だと思ってます。

なお、今回私を羽田まで運んでくれた飛行機はJALのエアバスA350-900「みんなのJAL2020ジェット 3号機」という特別塗装機でした。

東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるための特別塗装機で、オリンピックやパラリンピックといった舞台で活躍するアスリートの方々が描かれています。

金色を基調にした塗装で、格好良かったですね。

こういった特別塗装機に乗ると、搭乗記念証というのをもらえることがあり、旅行の良い記念になります。

名古屋港~北海道旅行の感想

今回も太平洋フェリーで旅をしたわけですが、相変わらず太平洋フェリーはめちゃくちゃ楽しかったです!

単なる移動手段ではなく、フェリーに乗ること自体に価値のある船だと思います。

出港や入港の様子も迫力がありますし、船内は綺麗で食事も美味しいし、デッキや部屋でただぼーっと過ごす時間も非日常感を味わえますし、こんな楽しい移動はなかなかないですよ。

それでいて、名古屋~苫小牧の移動料金と2泊の宿泊費が含まれていると思うと価格的にもかなり破格だと思います!

観光の方は、名古屋・仙台・苫小牧と各地を回れるのも楽しいです。

今回行った場所も、前回行った場所もどこもいい場所ばかりだったので、太平洋フェリーに乗って旅をしたらぜひ行ってみてください。

それでは、2021年夏の名古屋~苫小牧の太平洋フェリー旅行記をご覧いただきありがとうございました。

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