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【びゅうダイナミックレールパック】仙台1泊2日で震災遺構を見る旅行〈1日目〉

びゅうダイナミックレールパックを使って、宮城県は仙台・松島へ旅行してきました。

なぜ宮城に行こうと思ったかと言うと以前宮城県の仙台港を見た際に気になった「震災遺構」を見ておきたいと思ったから。

あの日、生きた日本人として現地で何があったのかは知っておいたほうが良いと思うんですよね。

なので、仙台や松島の観光地だけでなく、仙台市内や東松島市の震災遺構も見てきました。

今回の旅も、JR東日本の「びゅうダイナミックレールパック」を利用しています!

びゅうダイナミックレールパックは期間や宿泊先にもよりますが、往復の交通・宿付きでとんでもないくらい安い価格で旅行することが可能な場合があります。

今回の旅は、びゅうダイナミックレールパックを使わずに予約した場合、

往路:横浜~松島海岸(新幹線指定席)12490円

仙台のビジネスホテル:同等の部屋を公式サイトで予約した場合4900円

復路:仙台~横浜(新幹線指定席)12160円

で合計29550円は最低でもかかります。

それが、びゅうダイナミックレールパックで交通+ホテル付きで、仙台の最繁忙期でも21,300円という、別々に予約するよりも約8300円も安い、往復の交通費よりも安い価格で旅行することができています。

1日目まずは仙台へ!松島遊覧船と野蒜駅の震災遺構見学

東北新幹線で仙台へ!七夕祭りで賑わう仙台駅で牛タン弁当を購入

まずは東北新幹線に乗り、仙台駅へ!

びゅうダイナミックレールパックは指定席なので安心して乗車できますよね。

また、今回は「東京~松島海岸」までの乗車券を持っているのですが、他社のツアー商品と違って、途中の仙台駅で途中下車することが可能です。

なので、一度仙台で降りて、荷物をコインロッカーに預けて牛タンを食べていこうと思います!

仙台駅についたら物凄い人手でびっくりしました。

そう、今日は1年の中で仙台に一番人が集まる「仙台七夕まつり」の日だったのです!

なので、駅ビルの牛タンを始め飲食店は1時間以上待ちの大混雑、コインロッカーも全て使用中と、予定がいきなり崩れました。

荷物は自分で持って行くとして、牛タンは食べたかったのでなにか良い手は無いかなあと考えていたら、「持ち帰りお弁当」をやってる店がたくさんあるではないですか!

なので、長蛇の列の横で「お弁当お願いしまーす!」と頼んだらものの数分で牛タン弁当を手に入れることができました。

さすがに座って食べたいのですが、駅周辺どこも混雑しているので、お弁当を持って松島に向かうことにします。

松島島巡り観光船で、牛タン弁当を食べながら日本三景を楽しむ

電車で移動すること約40分、松島海岸駅に到着しました!

ここから、途中の観光船チケット売り場でチケットを買いつつ、約6分歩いて観光船乗り場に向かいます。

乗船するのは、この第三仁王丸です!

かなり大きな船で船室も立派、出港前には窓ガラスの水滴をワイパーで拭ってくれるなど、サービスも良さそうです。

今回は、ゆったり座って牛タン弁当を食べたかったので、追加料金600円を払って2階のグリーン席を利用しました!

机付きのシートでゆったりお弁当も広げられるし、大きな窓ガラスから松島の風景を思いっきり楽しめますね。

仙台で買ってきた牛タン弁当、思ったよりもたくさん牛タンが入っていて味付けもつけあわせも大変美味しかったです。

多少冷めても美味しくいただけました。

松島の島々の風景は面白いですねえ。

島の形や由来を解説してくれるアナウンスが流れているので、何も知識がなくても楽しめました。

夏の日差しのもとで船のオープンデッキは最高ですね。

暑いですけど、風にあたると気持ちが良いです。

この観光船、一部松島の島々の外側に出るんですが、そこは波を遮るものが何も無いのでかなり揺れます!

波の揺れや、窓ガラスに大量に当たる波しぶきを体験することはそうないので、貴重な経験でした。

松島五大堂・新富山展望台を見学

観光船から歩いてすぐのところにある松島五大堂へ来ました。

建物の上の方に十二支が彫刻されているので、自分の干支を探してきました。

そこから、結構険しい坂道をあるくこと15分、新富山展望台へやってきました!

ここは、松島湾内を上から見下ろせる展望台で、道は険しいですが素晴らしい景色を楽しめます。

また、夏の観光シーズンでも誰もいなかったので松島観光の穴場ですね。

展望台を登ると、観光案内に載っている写真ような松島の島々を一望する景色が見えました!

とにかく暑い中坂道を登ってくるのが大変でしたが、この景色を独り占めできるのなら苦労が報われた気がしました。

さて次は、元きた道を戻って駅から電車に乗り、次の場所を目指します。

野蒜駅で震災遺構「震災復興伝承館」を見学

東松島市の野蒜駅に到着しました。

ここは、津波で流されてしまったもともとの野蒜駅を高台移転してできた新しい駅です。

駅のすぐ横にある観光案内所「奥松島イートプラザ」でレンタサイクルを借りて、目的地である野蒜駅跡「東松島市震災復興伝承館」を目指します。

奥松島イートプラザでは、電動アシスト自転車を借りましたが、ここからさらに奥松島エリアの観光に向かうのも今後はやってみたいですね。

駅の南北をつなぐ連絡通路はエレベーター付きの立派な地下道があります。

この地下道は、地域の高台移転事業の際に発生した土砂を運び出すベルトコンベアが設置されていたそうです。

新しい駅から東松島市震災復興伝承館を目指していると、まずは大きな下り坂があるのと、明らかに駅の周辺と比べると海側は家が少ないなあいう点から、これが高台移転なのかと実感しました。

野蒜駅跡の周辺は「東松島市東日本大震災復興祈念公園」という公園として整備されていて、この地域の犠牲者の方々の名が記されている慰霊碑が設置されていました。

「復興記念」ではなく、「復興祈念」公園なので、ここで自分も静かな気持ちで鎮魂と復興の祈念をします。

そしてすぐ横にある野蒜駅跡「東松島市震災復興伝承館」へ入ります。

眼の前が海、という場所でもないのですが津波の到達水位が2階ほどまで達していて衝撃を受けました。

施設に入る前から既に見えていたのですが、大きく曲がったレールと土台のコンクリートからなぎ倒されている電柱など、津波のエネルギーの大きさがひしひしと伝わってきます。

あの震災の当時、私は長野県の実家にいてテレビで流れてくる津波の映像を現実で起きている出来事のように感じられず、ただとんでもないことが起きているという感覚でしたが、実際に津波の被害を受けた所を見学することで、とんでもない災害だったというのをやっと実感できた気がします。

旧駅舎内には、被害を受けた券売機が置いてあり、津波の高さ以下にあったもの屋外・室内関係なくとんでもないエネルギーを受けたんですね。

なお、当時この駅を利用されていた方や駅員さんは屋上に避難して無事だったそうです。

東松島市震災復興伝承館では、他にも震災の被害状況や復興までの道のりの展示や、復興を記念するアート作品などの展示がありました。

当時を知る方の映像での展示もあり、リアルな現場での震災~復興を知ることができて大変有意義な見学となりました。

野蒜海岸へ

せっかくレンタサイクルを利用しているので、もう少し足を伸ばして野蒜海岸まできました。

3.11での津波を受けた地域の海岸沿いに行くと大体この景色に出会います。

海沿いに全く家やお店がなく、近年作られたと思われる新しい道路と防潮林。

そして人気を全く感じない海沿いと大きな防潮堤。

日本人は伝統的に海沿いに街を作っているはずですから、これは津波のあとにできた光景なんだなあとよくわかります。

昔はこのあたりも人の営みがあった場所だったんだろうなあと考えると、全てを無に帰した津波の恐ろしさを感じました。

仙台へ戻り、文化横丁のディープな居酒屋街へ

さて、本日の観光の予定は全て終わったので仙台へ戻ります。

仙台は七夕まつりで賑わっていますが、とくに神輿や山車などある祭りではないので、落ち着いた雰囲気だけど街が彩られているといった雰囲気で好きです。

そして、仙台も津波で被災しているし、ここ数年はコロナ禍で開催できなかったこともあるでしょうから、それを思うとこのようなお祭りを開催してくれたことに感謝です。

びゅうダイナミックレールパックで予約したホテルは駅から少し離れた場所にあったんですが、ホテルに行く途中、「文化横丁」や「壱弐参横丁」というめちゃくちゃディープな飲み屋街がありました。

今夜はこちらでお腹を満たそうと思います。

この通りのお店が本当に素晴らしく、まず1件目はちょっとお高めの居酒屋に行ったんですが、うにをはじめおまかせコースで出てくる料理も現地のお酒も全て美味しい…!

そして2件目は、宮城といえば牡蠣(全国生産量2位)だとということで、立ち飲みのオイスターバーに行きました。

ここが本当にすばらしく、生牡蠣も蒸牡蠣も1個100円という安価でめちゃくちゃ美味しいです。

定員さんも気さくで楽しい時間を過ごさせていただきました。

1日目まとめ

さて、今日は仙台を観光・震災遺構見学、グルメと満喫したのでそろそろ就寝です。

松島の独特な地形を巡る観光船や展望台、野蒜駅の震災遺構の見学はさらに宮城を知る良い機会となりました。

牛タンから始まり、牡蠣などの海産物もどれも美味しくて、やはり名物はその地で食べるべきだなあと。

2日目もたくさん予定があるので、ご期待ください。

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