先日、モデルさんを1対1で撮影できる「個人撮影会」に初めて行ってきました!
カメラを初めて買ったときからずーっと行ってみたかったんですが、撮影会に行くのって勇気が必要ですよね(笑)
今回、勇気を出して初めて行ってみたんですが、めちゃくちゃ楽しかったです!
憧れのモデルさんの写真を好きなだけ撮れる幸せ、カメラを操作して自分だけの1枚を写し出す喜び、モデルさんと1対1でコミュニケーション取れるのも個人撮影会の利点ですね。
というわけで、今回は初めて個人撮影会に行った際の感想や、今後はこういうところを改善していきたいと思ったことを書いていきます!
※撮影会で撮影した写真の掲載はありません。
初めて個人撮影会で撮影してみた感想
今回、Twitterで気になっていたモデルさんの撮影会に行きました。
撮影会のHPから予約をして、モデルさんと撮影時の衣装の相談をして、当日を迎えました。
スタジオに着いて受付をしたら、開始時刻になるまでカメラ機材の準備をして待ちます。
この際結構緊張していましたが、いざ開始時間となりモデルさんが現れると正直感動しました(笑)
今までインターネット上の画像でしか見たことのない憧れのモデルさんが目の前にいて、これから自分が写真を撮ると思うとテンション上がります!
そのまま流れで撮影が始まっていくのですが、私のような撮影会初参加の人間でも全く問題ありませんでした!
モデルさんがいい感じのポーズや表情を決めてくれて、雑談をしながらパシャパシャと写真を撮っていきます。
はじめは撮影に集中して雑談は話半分でしたが、段々と慣れてきてポーズのリクエストなんかもできるようになってきます。
また、話している最中にモデルさんの思わぬ表情が出たりして、そういった表情が自然で良かったりするんですよね!
今回、初めての撮影会参加でしたが、モデルさんもすごく素敵な方で、雑談で場を和ませてくれたりと、とても楽しい撮影会になりました。
反省点としては、とにかく写真を沢山撮らないと!と思って撮ってたんですが(笑)、もっと構図やアングルを考えながら撮れば良かったですね。
帰宅して撮影した写真を確認していると、「写したい部分が見切れているなあ」とか、「この角度から撮ってればなお良かったな」って惜しい思いすることが結構あります。
この辺は、今後も撮影会に行って経験積んでいきたいところですね。
あと、ポートレートの基本を解説している本も読んで勉強して、モデルさんをより魅力的に写せるように上達したいですね。
初めての個人撮影会で使用したカメラ
今回使用した機材はカメラがLUMIX G100、レンズはLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.、外付けストロボがGodox TT350oです。
カメラ・LUMIX G100
まず、カメラに関してですが、LUMIX G100は軽量・コンパクトなカメラなので取り回しは良いですね!
90分間の撮影時間中、ずっと首から下げていましたがそこまで重いと感じることもなく、撮影位置をコロコロ変えながらの撮影でも疲れませんでした。
ただし、グリップは浅めの作りで握り込めない形状なので、しばらく使っていると手だけは疲れてきます。
性能的な面では、写真の写りに不満はありません。
LUMIXの画作りというのを人物撮影で初めて試してみましたが、肌の色も綺麗だし、目や髪も綺麗に描写されていると感じました。
これはミラーレスなら当たり前の機能だと思いますが、顔認識・瞳認識AFはめちゃくちゃ便利ですね。
瞳認識AFに設定してカメラを向けるだけで、勝手に瞳にピントを合わせてくれます。
これのおかげで、顔にピントが合ってない!という写真はかなり少なかったです。
G100はメニューやボタンのカスタムが使いやすくて、撮影時に設定を変える際にもまごつくこともありませんでした。
ただ、G100を室内の撮影会で使う上で唯一これはきついなと思ったのは、ストロボに同調できるシャッタースピードが1/50秒までというところ。
室内で人物全体を明るく写すために外付けストロボを付けて天井バウンスで撮影する、というのは必須のテクニックだと思います。
ストロボ同調速度が1/50秒というのは、人物撮影においては被写体ブレの可能性もあるし、今回使った35mm換算50mmのレンズだと手ブレしてしまう可能性もありますよね。
私は、YouTubeで写真家の西田航さんのチャンネルをよく見るのですが、氏は「写真をうまく撮るにはシャッタースピードを上げろ!室内では1/200秒以上で撮影しろ!」ということをよく言われています。
手ブレにしろ被写体ブレにしろ、ブレてしまっている写真は基本的に使いものにならないので、シャッタースピードを上げてそういった心配を無くして、きちんと構図・主題を考えて撮れということだと理解しています。
私もその意見にかなり影響を受けているので、室内の撮影では1/200秒で撮影したかったんです。
ただ、ストロボを付けた状態でそれができないというのは常に手ブレ・被写体ブレの心配をしながらの撮影となりました。
G100バッテリー持ちですが、ほとんどファインダーで撮影して320枚ほど撮影したんですがギリギリでした。
今回は90分の撮影時間中、ほぼ写真を撮ってましたが、これ以上の長時間となると予備バッテリーが必要だと思います。
レンズ・LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
レンズはLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.という35mm換算50mmの単焦点標準レンズを使いましたが、これは大正解でした。
今回のスタジオはそれほど広いスペースではありませんでしたが、人物を撮影する上では50mmの画角はちょうど良かったです。
バストアップを撮るにも、モデルさんの全体像を撮るにも、自分がちょっと動けば対応できる画角で、かつ背景に余計なものが写り込まい主題だけが際立つ写真というのが撮りやすい画角だと思いました。
背景をぼかしづらいマイクロフォーサーズですが、F1.7開放で撮ると綺麗にボケますね。
ただ、人物全体を写す際などは絞りを調整しないと顔にはピントが合っているけど、足はボケてしまっているという写真も多くて、そこは経験を積んでこのくらいの範囲を写したいなら絞りはこれくらい!と直感的に操作できるようになる必要があると思いました。
写りはさすがに明るい単焦点だけあって、撮影した写真を見るとどれも綺麗に撮れています。
ただし、このレンズはレンズ内手ぶれ補正の無いレンズだし、G100にはボディ内手ぶれ補正も無いので手ブレには気を使いましたね。
このレンズ、パナソニックとオリンパスが出している25mm単焦点の中では一番安くて新品でも25000円代で購入できるんですが、写りも良いし軽くてG100にぴったりだと思います。
ストロボ・Godox TT350o
室内という環境なので、ストロボも必須と思ってGodox TT350oを持っていきました。
これはめちゃくちゃ活躍してくれました!
撮影スタジオ内に元々あった照明は、天井の照明とソフトボックスの付いた照明でそこそこ明るい環境ではあったんですが、やはり外付けストロボで天井バウンスするとモデルさん全体に綺麗に光が当たりますね!
カメラが横位置でも縦位置でも発光面をぐりっと回してちゃんと天井に向けることができます。
TT350は単3電池2本で使用できる軽量・コンパクトなストロボなので、G100など小型のミラーレス機につけるのにちょうど良いバランスだと思います。
今回は、TTL調光で使用してましたがどの写真も綺麗に撮影できていまいた。
今後は、ストロボライティングの方法なども詳しく学んでみたいですね。
ポートレート初心者が次の撮影会に活かしたいこと
撮影編
もっと、構図やアングルに集中して撮影を行いたいですね。
今回は、ついつい数を撮ることに傾倒してしまい、構図やアングルを考えるということが疎かになってしまっていました。
時間がかかっても、一つのポーズに対してこのモデルさんの良さが一番でる構図はどれだろう?と考えて撮影していきたいですね。
あとはやはり雑談中に自然な表情を引き出すこと。
モデルさんはプロなのでカメラを向けると瞬時に表情を作ってくれます。
ただ、何枚かに1枚くらいは自然な笑顔や驚いている表情なんかも撮れると良いですね!
あとは、ストロボや自然光といった光を生かした印象的な写真が撮れるように、ライティングの勉強もしてみたいと思います。
機材編
機材は高価でなかなか更新できないので将来的な話になりますが、室内でのストロボ撮影を念頭においたときに、やはりストロボ同調1/200秒で使えるカメラが欲しいですね。
今あるレンズが使えるマイクロフォーサーズ機だとパナソニックのLUMIX G99やオリンパスのE-M5やE-M10が候補に上がってきます。
私が重視する軽量・コンパクトさではオリンパス機が勝ってるんですが、今後買おうと思ってるレンズがパナソニック製でレンズ内手ぶれ補正を内蔵しているものになります。
レンズとボディが同じメーカーでお互い手ぶれ補正機構を内蔵していると、レンズとボディで手ぶれ補正を協調運転できるので、そういう面ではパナソニックG99が良いんですよね。
また、E-M5やE-M10はグリップが浅いタイプなので長時間持っているとやっぱりきつい気がしてます。
その2機種は店舗で触ったこともあるんですが、ボディ前部だけでなく後部の親指の引っ掛かりの形状なども工夫されていて持ちづらくはないんですが、パナソニックG99のようなしっかり握り込めるグリップを持つカメラのが多少重量が重くなっても良いなと今回思いました。
というわけで、室内でのポートレート撮影用にG99が欲しいです(笑)
中古でも7万円台なので、当分先の話になると思いますが…
レンズは、パナソニックのLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mmが欲しいですね。
画角は5倍ズームの35mm換算24-120mmなので、広角はもちろん望遠もいけるので室内でも外でも使い勝手が良さそうだなと思ってます。
また、レンズ内手ぶれ補正を内蔵したレンズなので、G100に付けても手ぶれ補正が使えるのは良いですね。
「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm」とG99を買ったら、室内での撮影ではG99に「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm」または「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.」とストロボをつけて運用。
外ではG100に「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm」を付けて撮影、なんかも良いなあと思ってます。
というわけで、今回初めて個人撮影会に行った感想と今後の展望でした。
機材ばっかりにお金を使って、撮影会に行けない!なんて状況になったら元も子もないので、今は持ってる機材を活用して、撮影会に行くことを優先していきます!
個人撮影会で憧れのモデルさん撮るのめちゃくちゃ楽しいので、気になってる人はぜひ勇気を出して行ってみてください!!
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