私は冬という季節が一番すきです。
冬のどんな部分が好きかというと、気候的な特徴といった面ももちろんありますが、寒いが故に感じる「暖かさ」が好きなんです。
外に出ると感じるきりっとした寒さ、一面白く染まる静寂な雪の日。
どうしたら寒さを感じず外出を楽しめるかなと、寒さに合わせて服装を組み合わせる楽しみ。
寒い外から家の中に入った瞬間の、暖房が点いていなくても感じる外との気温差。
寒い日にお互い寒い手をポケットの中で繋ぐ暖かさ。
こたつにはいってホットプレートを置いて囲む鍋の美味しさ。
冬という季節はそれは寒いものですが、気温・温度以外の「暖かさ」を感じることができる季節だと思っています。
日頃、夏の気温以外に温かさ(暑さ)を感じることのない私にとって、冬は唯一それ以外の暖かさを感じることができる季節なのです。
そんな冬もそろそろ終わってしまう時期になってきました。
3月に入り、だんだんと気温が上がってきましたね。
それと同時に早咲の河津桜が咲き始めたり、冬にはあまり吹くことのなかった強い風が吹き始めたり、花粉症で鼻水や目の痒さに苦しむ人が現れたり。
まだまだ寒い朝晩ではありますが、着々と冬が終わり、春が訪れることを感じさせます。
着実に気温は上がってきて、冬が終わってしまうその最中に感じる冬への名残惜しさ・寂しさの感情も含めて冬が好き。
みなさんが好きな季節はいつですか?
その季節に何を感じて、何を得ていますか?
一度考えてみると、もっと毎日を大切に生きようという気持ちが湧いてくるかもしれませんね。
私も今年は、どの季節でも気温以外の「暖かさ」を人に与えられるよう、人から与えてもらえるよう生きていこう思います。
また冬がきたら、一層暖かさを感じられるようになっていたらいいな。
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