一人暮らしを初めて10年、ずっと使っていた冷蔵庫への不満が爆発したのでとうとう買い換えることにしました。
今まで使っていた冷蔵庫はハイアールの100Lの2ドアタイプのもの。
一番安い一人暮らしの家電セットに入っていたものだと思いますが、一人暮らしで冷蔵庫を買おうとしている人は、絶対に容量100l前後・霜取り必要なタイプの冷蔵庫は辞めといたほうが良いと思います。
今までの冷蔵庫のどんな所が不満だったのか、そしてどんなポイントで新しい冷蔵庫を選んだか、書いていこうと思います。
今使っている容量100L前後、霜取り必要タイプの冷蔵庫の不満点
容量がとにかく小さい
私が使っていた冷蔵庫は容量100Lといっても、冷蔵庫・冷凍庫すべて合わせた容量で、その内訳は冷蔵66L、冷凍32Lしかありません。
冷蔵庫内は3段になっていますが、一番下の段は半分以上後ろの壁がせり出していて、実質棚板2.5枚の容量しかないため、買いだめや自炊した食品を入れるとすぐパンパンになってしまいます。
自炊はほとんどせず、調味料や飲み物くらいを入れておくという方だとしても、扉の棚も容量が小さいためすぐにいっぱいになってしまうのでもう1ランク上のサイズの冷蔵庫のが良いと思いました。
冷凍庫も同様に狭く、氷トレーに冷凍うどん、冷凍したご飯程度しか入っていますが全く余裕がありません。
一人暮らしだと冷凍庫を利用してごはんを冷凍したり、大きな容量でしか売られていない食材を小分けにして冷凍したい、ということがあるかと思いますが、それも満足にできません。
私は夕飯はほぼ自炊しているし、買いだめ・作り置きしておきたいタイプなので、100L前後の容量では全く足りませんでした。
また、直冷式という冷却方法なので、霜が庫内に大量に付着しそのせいでただでさえ狭い容量がすぐに圧迫されます。
霜取りが面倒
100L前後の冷蔵庫は冷却方式に直冷式という方式を採用していることが多いです。
この方式だと、冷蔵庫や冷凍庫の内部に霜という、空気中の水分が凍結した塊が付着します。
これがあると、ただでさえ狭い庫内容量を圧迫してしまいます。
そして、直冷式の冷蔵庫だとその霜を自分で取る必要があり、面倒で大変な作業です。
冷蔵庫や冷凍庫の中身を出し、電源を落とすか霜取りモードにして、扉を開け霜が溶けてくるのを待つ。
霜が溶けてきたらヘラを使って庫内の壁から剥がし取る。
氷の塊なんで作業中は手がめちゃくちゃ冷たいですし、剥がし取る際に飛び散った霜で床や庫内が濡れます。
面倒な作業なので年に数回程度しかやっていませんでしたが、これをやらないと前述の通り庫内の容量が減ってしまいます。
この作業が面倒すぎるので、直冷式の冷蔵庫は絶対買わないほうが良いです。
冷蔵室が下側の扉にある
これも地味に不満でした。
今使っている冷蔵庫は、冷凍室が上にあり、冷蔵室が下に配置されています。
料理をするにしても、飲み物を出し入れするにしても、圧倒的に冷蔵室のが多く使うわけです。
冷蔵室が下にあると、いちいち屈んで物を出し入れしないといけなかったので面倒でした。
新たに購入した冷蔵庫と選んだポイント
さて、以上のような不満点から新しい冷蔵庫を買い換えることにしました。
購入したのは、三菱電機のMR-P17Fというモデルです。
容量は168l(冷凍室46L、冷蔵122L)、自動霜取り、耐熱トップテーブルと私が必要とするスペックは満たしています。
楽天市場で購入したんですが、今は冷蔵庫のモデルチェンジ時期じゃないので5万円弱+今使っている冷蔵庫のリサイクル料5000円弱とそこそこしました。
ただ、楽天だと各種ポイントアップキャンペーンによって楽天ポイントが8000ポイントくらい付き、実質47000円ぐらいで買えたので、店舗で購入するよりもかなりお得に購入できました。
搬入や発送のやり取りがメールや電話になるという点で大型家電をネットで買うのには抵抗があったんですが、実際やってみると大した手間ではなかったです。
ちなみに、某大型家電量販店で見積もりをしたら本体価格+リサイクル料金で62000円、それにポイントが6000ポイントくらいついて実質56000円の価格を提示されました^^;
色はマットチャコールという艶消しのダークブランっぽい色のものを選択しました。
もちろん、白もあるんですが家電量販店で見た結果マットチャコールのがお洒落な感じだったので。
され、数ある冷蔵庫の中からMR-P17Fを選んだポイントを紹介します。
耐熱トップテーブルの機種の中では容量が大きく、冷蔵室内の棚板が4枚
一人暮らし用の冷蔵庫は天板が耐熱トップテーブルになっていて、上に電子レンジや炊飯器を置くことを想定しています。
私も今の冷蔵庫の上にオーブンレンジを置いて使用しているので、天板が耐熱トップテーブルになっていることが必須条件でした。
また、設置場所の関係で横幅48~49センチ以下である必要があり、それでいて耐熱トップテーブルになっている機種だと容量のマックスは170l前後が多かったです。
ではなぜMR-P17Fを選んだかというと、この写真のように、冷蔵庫内がガラス棚4段+低温ケースという構成だったから。
他の同程度の容量の機種だと、冷蔵室・冷凍室の容量に大差は無いんですが、冷蔵庫内の棚板が3段という機種が多かったんですよね。
鍋をそのまま入れるとか、背の高いものを入れることはあまりないので、庫内で高さ方向に余裕がでる棚板3枚構成よりも、棚板が4枚で物を置けるエリアが多いMR-P17Fが良いと思いました。
扉の上までフラットな耐熱フルフラットテーブル
MR-P17Fは天板が耐熱になっているだけでなく、扉の上まで天板がせり出していて構造になっています。
この機能は、公式サイトで一番上に出てくる写真が分かりやすいです。
せり出している部分もすべてフラットなので、冷蔵庫の上が広く作業スペースとして使えるわけですね。
私の場合は電子レンジを置いてしまうのでそこまで広く使うことはできませんが、電子レンジや冷蔵庫から出したものを置けるスペースが広いのは便利だなと思いました。
また、冷蔵室の扉の上部をすべて覆っているので扉のパッキンが汚れづらいのがいいですよね。
扉の上のパッキンって、天板の上に電子レンジを置いて使っていたり、食材を置いていたりすると食材のカスが落ちたり、液体が落ちたりなんかで結構汚れるんですよ。
スペースも有効活用できるし、パッキンの汚れ防止にもなるのでなかなか良いなと思いました。
一人暮らしの冷蔵庫買い替えまとめ
というわけで、今まで10年間使っていた冷蔵庫を買い換えることにしましたが、今後冷蔵庫を買う方はとにかく容量100l、直冷式は辞めとけ!!ということを強くお伝えしたいです。
間冷式・ファン式で霜取り不要で、あとは設置場所と相談してなるべく大きい冷蔵庫をおすすめします。
耐熱トップテーブルの有無、ドアの開く方向を左右変えられる機能など、人によって重視するポイントはあると思うので、自分がどんなスペック・機能が必要かよく調べましょう。
さて次回は、購入したMR-P17Fのレビューをしていこうと思います!
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