2021年8月に乗船した太平洋フェリー「きそ」乗船記の2記事目です。
今回は、「きそ」船内と、1等客室洋室(インサイド)・1等客室和洋室を紹介します!
どうして客室を2種類紹介するのかというと、乗船後に船内の案内所で「等級変更」を行ったためです。
今回は一人で「きそ」に乗船しましたが、部屋定員の関係で事前に予約できない部屋も空いていてば変更することができました!
それでは、ご覧ください。
豪華なエントランスホールとOAコーナーもある展望通路
「きそ」船内に入って最初に目に入るのは5~7デッキ3階分が吹き抜けになっているエントランスホールです。
「いしかり」に乗ったときにも驚きましたが、「きそ」のエントランスホールも美しく開放感があります。
5・6デッキのエントランスホールの周りには各所にテーブルや椅子が設置されているので、個室以外の船室を利用の場合でも、外の景色を見ながら長い船旅の時間を過ごすことができますね。
6デッキにはレストランや軽食コーナーがあり、船の中での食事に困ることはありません。
また、展望通路の奥にはコンセント付きの机があるOAコーナーが設置されていて、インターネット接続はできないにしても、船旅をしながら仕事やブログをやるのも良いなあと思います。
船内で1等客室・洋室から和洋室へ等級変更したみた!
太平洋フェリーで個室タイプの客室を予約する際は、利用する人数が客室定員の半分以上の場合に予約することができます。
一人旅なら2名定員~となっている客室なら予約できるというわけですね。
そういう訳で、予約時には1等客室洋室(インサイド)という客室を予約していました。
1等客室・洋室(インサイド)
1等客室・洋室(インサイド)は個室タイプの部屋で、定員は2名です。
机やクローゼットに冷蔵庫、シュワーやトイレ、洗面もあり、ビジネスホテルと変わらない設備が整えられています。
2名定員なので、ベットが2つ。
ベッドの上には窓がありますが、インサイドとあるようにこの部屋は船の内側にあり、窓も内側を向いています。
窓は曇りガラスになっていて明り取りにはなりますが、海の景色を見ることはできません。
個室で設備も全て整っているので快適に過ごせると思いましたが、どうせなら窓のある部屋で過ごしたい!!
と思っていたら、アナウンスで「船内で客室の等級変更」ができるという放送が。
というけで、窓付きの客室の中では一番安く等級変更できた、1等客室(和洋室)に等級変更してみました。
1等客室(和洋室)
案内所に乗船券とお金、手持ちの荷物を持って1等客室・洋室から和洋室へ等級変更してきました。
1等の和洋室は窓があって良いなーと思ったたんですが、定員が3名なので一人利用だとネット予約できないんですよね💦
予約の際は利用人数が個室定員の半分以上に満たず予約できない客室でも、船内なら等級変更で乗ることができました!
もちろん、船室が空いていなければいけないし、お金はかかりますけどね。
今回、1等客室・洋室から和洋室への等級変更では3400円程度で変更することができました。
等級変更の手続きはすぐに終わり、新たなカードキーをもらい和洋室へ向かいます!
先程の洋室は7デッキにありましたが、和洋室は5デッキにありました。
洋室も十分広かったですが、和洋室は3名定員で和室スペースもあるということで、さらに広くて開放感があります!
大きな窓があり、船旅の魅力の大部分を占める大海原の風景を楽しむことができます!
この部屋は進行方向左側にあるので、名古屋→苫小牧間の移動だと本州側をずっと見ながら進んでいきます。
3名定員の部屋なので、ベッドが2つと、小上がりになっている和室部分に折りたたみ式のマットレスが設置されています。
マットレスは、定員以下で利用する場合は折りたたまれてソファーとして使うことができました。
どうせならこのマットレスで寝てみたかったんですが、残念ながらシーツや布団の予備はなかったので素直にベッドで寝ることにします。
設備面では1等洋室と同様で、シャワーにトイレ・洗面があり、歯ブラシやコップ、タオルといったアメニティもあるので快適に利用することができました!
太平洋フェリー「きそ」豪華な船内!船内で客室等級変更してみたまとめ
今回は太平洋フェリー「きそ」の船内と船室、等級変更を紹介しました。
「きそ」の船内は豪華なエントランスホールだけじゃなく、どこも綺麗で清潔的ですし、必要な設備は全て整っています。
レストランだけじゃなく、大浴場や売店、自販機コーナーなど長い時間過ごすのにも全く不便することはありません!
客室は1等洋室・和洋室ともに設備が整っていて、動くホテルと言ってもおかしくないくらいです!
ただ、長い時間船の中で過ごすことになるので、私としては、窓があるお部屋がおすすめします(笑)
今回、船内での等級変更を利用しましたが、ネット上で利用人数の関係で予約できない部屋にも等級変更できるのは驚きました。
案内所で簡単な手続きで変更できるので、今回のように窓がある部屋にしたい!という場合には案内所の方に聞いてみるのもありですね。
出港時のアナウンスでもしきりに放送されていたので、気軽に利用できると思います。
それでは、次回は2日目の朝日や仙台港到着の様子を紹介していきます。
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