先日(2月中旬)北海道の札幌・釧路・知床・網走に旅行をしてきたんですが、その際に着て行った服装でこれは特におすすめ!というものをご紹介します。
もちろん、冬の北海道に行く時の服装の大前提としてこういった記事を参考にして服装を考えてみて下さい。
その前提で、実際に冬の北海道に行った結果こういった服が良かったよ!というのを紹介しようと思います。
2月の北海道の気温・天気
さて、2月中旬というと、年間を通して特に冷える時期です。
私が行った地域のそれぞれの平均の最高気温・最低気温はこんな感じ。
2019年2月の平均気温、平均最高気温、平均最低気温 [℃]
札幌 | 釧路 | 知床(宇登呂) | 網走 | |
平均 | -2.6 | -4.9 | -6.1 | -5.8 |
最高 | 0.3 | -0.3 | -2.8 | -2.1 |
最低 | -5.7 | -10.5 | -10.1 | -9.9 |
引用元:気象庁 2019年の月ごとの値
なんと恐ろしいことに、札幌の月平均最高気温0.3℃を除いて、ほぼ氷点下!
実際に行った感想としては、とにかく寒い以外の何もありません。
さらに日によっては雪も降ります。
雪に関しては、噂通り北海道の雪はさらさらしていて服にまとわりつかないですし、気温がほぼ氷点下以下と低くすぐには解けないため傘は不要でした。
服についた雪は、手で振り払ってあげるだけでオッケーでした。
冬の北海道に着て行って良かった服
お尻まで覆うアウター・コート
私はN-3Bというタイプのコートを着て行きましたが、このコートはお尻まで覆う丈の長さがあります。
お尻までカバーしてくれるアウターだと、上半身への冷気の侵入がかなり抑えられるのでおすすめです。
お尻まで覆うという条件に加えて、ダウン素材やファー素材のフードがあるとさらに良いですね。
フードがあればわざわざ帽子を被る必要もなく、必要な時にフードを被ればそれだけで暖かいです。
また、帽子を被っていても気温によってはまだ頭が寒いという状況でも帽子の上からフードをプラスで被ることで対応できます。
脱ぎ着のしやすいトップス(カーディガンなど)
冬の北海道では外にいる時はどうあっても寒いのでアウターを着ていますが、室内は別です。
室内は基本的にどこもしっかり暖房が効いているので、アウターを着ていたら暑く当然脱ぐんですが、それでも食事の時や電車の移動時など長時間のんびり過ごしていると暑く感じてきます。
そういった状況の時に、脱ぎ着のしやすいトップスを着ていれば室内の温度に応じてすぐに対応できました。
もちろん、インナーやトップスは何枚か着て、基本的に寒くない格好をすることは必要です。その上にさらに1枚、脱ぎ着のしやすいトップスを羽織りましょう。
暑く感じる状況とは逆に、ちょっと肌寒いかなという時もすぐに羽織ったり身体に掛けたりできますしね。
おすすめはカーディンガンやフリースジャケットの様な前が開いて脱ぎ着がしやすく、着るとしっかり暖まるものです!
手袋
これは絶対に持っていきましょう!
私は家にまともな手袋がなく、しょうがなく家にあったカインズホームで以前買った150円の防寒手袋をしていったのですが、それでも有ると無いとではお違いでした。
外にいる時は体の末梢であり、服から出ている指先がとにかく冷えますし、服のポケットに入れて暖めようとしても一度冷えてしまうとなかなか暖まりません。
私の様に安物の手袋でも十分活躍してくれましたし、余裕があればスマホ対応の防寒手袋が良いと思います。
旅行の途中って、スマホやタブレットで道や観光地・食事処を検索してナビを使うってことも多々ありますからね。
私の手袋はスマホ対応では無いので、スマホを使うたびに手袋を脱いでいたんですが、さすがにそれだと一度暖まった手も一気に冷えてしまいます。
手を冷やさず、スマホも使えると冬の北海道旅行も一気に快適になると思います。
底面が防水の靴
私はウインターシューズという冬のレジャー用の靴を履いていきました。
その靴はくるぶしまで覆うハイカットでくるぶしの周辺には中綿が入っている、中の素材が起毛になっていて暖かいという特徴があり、冬用の分厚い靴下と合わせることで非常に暖かく過ごせました。
ですが!冬の北海道旅行の靴に置いて一番需要なのは底面〜爪先くらいの高さまで防水になっていることです。
なぜ防水が大事かと言うと、冬の北海道は札幌でさえ歩道に多少雪が積もっています。
知床や網走なんて、雪に覆われていない道路をほぼ見ないくらいでした。
そんな路面状態の歩道を歩いていると、靴に大量の雪が付着します。
付着した雪は体温でだんだん溶けていき、気づいた頃には底面〜爪先あたりはびちょびちょに…
靴が水に濡れてびちょびちょになると、靴に含まれている水分が路面の雪やただでさえ寒い外気に冷やされて、足先も一気に冷えて歩くのも辛くなります。
実際、私と一緒にいった友人は防水性の無いブーツでしたので、雪がない場所では暖かく過ごしていましたが、一度雪の積もった歩道を歩いたのが最後、ずっと指先の冷えに苦しむことになっていました…
そんな状況になって辛い思いをしないように、靴はお洒落を犠牲にしてでも防水性があって濡れても大丈夫なものにしましょう!
冬の北海道に着て行って正解だった服まとめ
初めての冬の北海道旅行でしたが、服は着こみすぎくらいでちょうどいいと思いました。
ただし、着こむ服は脱ぎ着しやすいものが室内でも調整しやすいのでおすすめです。
また、低温だけでなく雪の対策として、アウターの素材は水が染み込みづらいもの、靴は防水性能があるものを選びましょう。
あとは、常に外に出ている手の防寒をしていけば大丈夫です!
せっかく行く冬の北海道旅行、「寒い」を連呼するだけで終わらず、しっかり楽しめるよう対策して行きましょう!
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